水道水の長期保存、断水に備えて実践中。

水の確保は最重要、備えあれば憂いなし。

南海・東南海地震で大震災が発生した場合、ある大都市圏の断水率は90%と
報道されており、しかも数日では復旧出来ないとの事。

そういった場合の個人対策で一番多いのがミネラルウォーターの買い置きではないでしょうか?
2リットルのペットボトルが数本あれば足りるのでしょうか?
でも用意しても、1年~2年で保存期限が切れるし勿体ないですよね・・・・。

そんな時、そもそも水道水って保存できないのかっ?
水道水は塩素殺菌してるし良いのでは? 素朴な疑問が出てきましたので、

★★安価に水が確保できるのか!?★★ について調べてみました。

まずは、1日に必要とする飲料水の量ですが、
人が生きるためには1日3リットルの水が必要。1歳未満の乳児は、1人1日1リットル程度。
3日分の水を人数分備蓄が緊急時の目安・・・ 人数がいる家庭だと大変そうです。
( ほかにも断水時にはトイレ用の水も必要になるんでしょうし・・・。 )

水道水の汲み置き-もちろん塩素消毒された水道水ですが、この中にたくさんの細菌が
生息していることはあまり知られておりません。
塩素は病気や腐敗を起こす可能性のある生物を死滅あるいは不活性化、
除去しているだけで「滅菌」の水ではないそう。

したがって水道水の保管期間は、水道水に含まれている塩素の割合や、温度(冷蔵庫内も含む)で
変わってくると思われます。
仙台市は、下記の様に告知しています。

『Q16 水の保存方法 くみ置きした水はどれくらいの期間もつ?

A16 水道水の保存の目安としては、消毒のために入っている塩素の濃度(残留塩素)で判断します。
水の保存可能期間(飲用できる期間)は、保存方法や残留塩素の初期値などにより大きく異なりますが、水道局では次のような実験結果を得ており、参考にして下さい。

夏場に2リットルのペットボトルに残留塩素濃度0.9mg/Lの水道水を詰めて日なた、日陰、冷蔵庫におき、残留塩素濃度が0.1mg/L(水道法上の最低基準)になるまでの日数を調査しました。

日なた→1日と持たない
日陰→概ね4日
冷蔵庫(4度)→概ね1ヶ月

残留塩素がなくなると細菌が繁殖しやすくなります。保存する場合は、清潔な容器に口までいっぱいに入れ、ふたを閉めて、日光の当たらない涼しいところで保存するように心がけてください。
直射日光の当たらない風通しの良いところに保存すれば、約6ヵ月保存できます。

結局いろいろ調べた所、ダイレクトに飲むのには問題が出そうなんですが、重要な点を発見。

  ★保存期間が過ぎても、煮沸消毒すれば、しばらくの間は特に問題ありません。
  ★封を開けたら劣化するので開けた順番で使い切る。( 数の用意が必要 )

 元々、浄水されているので空気さえカット出来ていれば水道水は腐りにくい。
 カセットコンロで煮沸すれば使用しても問題はでない。(煮沸前提なら半年以上使用可か?)
 

って事で、透明ポリ容器を充分洗浄し、容器に空気が残らないよう満タンまで水道水を
入れておきました。 約20リットルを2本、40リットル程・・・ (´-ω-`;)ゞ

先日、半年ほど室内保存した水を入れ替えたのですが異臭などなく、むしろ無臭・ヌメリもなく
そのまま飲めそうな感じでした、セオリー通りすれば簡単に保存成功!!

保存に水道水利用は量が取れるし色々使える、安心・お手軽&リーズナブルでオススメですよ。

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